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平成18年8月期
江別市中小企業景況調査

 当所、中小企業相談所が実施した江別市内の中小企業景況調査が、この度まとまりました。その概要は次の通りです。

<調査対象>
市内中小企業500企業

<調査時点>
平成18年5月〜8月実績と平成18年9月〜12月見通し

<業種別回答状況>

(単位:件、%)
業  種
発送企業数回収企業数回 収 率
製 造 業
99
44
44.4%
卸 売 業
59
27
45.8%
小 売 業
100
32
32.0%
サービス業
120
38
31.7%
建 設 業
122
47
38.5%
500
188
37.6%
D  I  値 : 調査項目についての「良い・増加」とする企業の割合から「悪い・減少」とする企業割合を差し引いた値

<概 況>
1.今期の状況
 「良い」「やや良い」とした企業割合は16.0%と前回15.7%と比べ0.3%増加した。「変わらない」とした企業は33.0%と前回同様の割合となり、「やや悪い」「悪い」とした企業は51.0%と前回51.3%から0.3%と微減し、その結果、今期DI値は △35.0と前回△35.6から0.6ポイント改善した。また、前年同期と比較すると「良い」「やや良い」とした企業は2.8%減少、 「やや悪い」「悪い」とする企業も2.3%減少した結果、前年同期△34.5と比べると0.5ポイント悪化している。
  業種別のDI値は、製造業で△34.1(前回△27.7)、卸売業で△14.8(前回△25.9)、小売業で△56.3(前回△50.0)、 サービス業で△60.5(前回△56.5)、建設業で△12.8(前回△22.7)と卸売業・建設業において前回調査に比べ改善が見られたものの、製造業・小売業・サービス業においては前回に比べ業況は悪化しているとの状況となっている。

今期の状況(全業種平均)

2.来期の見通し
来期の見通しDI値は、△41.6と前回DI値△29.2に比べ12.4ポイント、前年同期DI値△31.5と比べても10.1ポイントの悪化となった。また、今期の現状DI値△35.0と比較しても6.6ポイント下回っており、来期の業況見込みは、今期の業況がやや改善したことからは一転して、業況の悪化を懸念する見方となっている。業種別に見ると、小売業・サービス業において今期の現状DI値をそれぞれ9.4ポイント、2.6ポイント上回った他は、製造業で11.4ポイント、卸売業で18.5ポイント、建設業では12.8ポイント今期の現状DI値をそれぞれ下回る見方となった。また、前回調査DI値との比較では、卸売業において3.7ポイント改善した以外は、すべての業種においてDI値に悪化が見られる。

全業種来期の見通し

 
全業種のDIの推移

業種
現状について
景況天気図
(前期→今期)
製造業
 今期のDI値は△34.1となり、前回△27.7に比べ6.4ポイント、前年同期 △18.0に比べると16.1ポイントそれぞれ悪化している。
  状況を細分化すると、「食品製造業」のDI値は今期△7.7と前回33.4から 41.1ポイント、前年同期20.0から27.7ポイントと大幅に悪化している。また、 「その他製造業」においてもDI値△45.2と前年同期△27.5から17.7ポイン トと大きく悪化し、前回△43.5と比べても1.7ポイントの悪化となっている。


卸売業
 「良い」「やや良い」とした企業は29.6%と前回25.9%に比べ3.7%、前年 同期24.0%に比べると5.6%それぞれ増加した。また、「やや悪い」「悪い」と した企業は44.4%と前回51.8%に比べ7.4%、前年同期56.0%に比べる と11.6%それぞれ減少している。
その結果、今期DI値は△14.8と前回△25.9に比べ11.1ポイント、前年同 期△32.0に比べると17.2ポイントそれぞれ改善している。


小売業
 今期のDI値は△56.3と前回△50.0および前年同期△40.0に比べそれぞれ6.3ポイント、16.3ポイント悪化している。
  細分化して見ると、「食品小売業」のDI値は△90.0と最悪だった前回・前年同期の△100.0から10.0ポイント改善したが、引き続き厳しい状況が続いている。
「衣料品小売業」のDI値は△37.5と前回△33.3から4.2ポイント悪化し、前年同期△37.5と同水準となっている。「その他小売業」はDI値が△42.9と前回△33.4に比べ9.5ポイント悪化し、前年同期△11.1に比べると31.8ポイントと大幅に悪化している。



サービス業
 今期のDI値は△60.5と前回△56.5に比べ4.0ポイント悪化したものの、前年同期△63.1に比べると2.6ポイント改善している。
  細分化してみると、「飲食業」はDI値が△50.0と前回△57.2に比べ7.2ポイント、前年同期△62.5と比べると12.5ポイントそれぞれ改善している。「理容業」ではDI値が△78.6と前回△85.7から7.1ポイント改善したものの、前年同期△71.5に比べると7.1ポイントの悪化となった。「美容業」のDI値は△70.0と前回△50.0に比べ20.0ポイント、前年同期△33.3に比べても36.7ポイント悪化している。「その他サービス業」ではDI値が△25.0と前回△30.8に比べ5.8ポイント改善し、前年同期△85.7に比べると60.7ポイントと大幅な改善となっている。


建設業
 今期のDI値は△12.8と前回△22.7に比べ9.9ポイント、前年同期△26.5に比べると13.7ポイントそれぞれ改善している。
  細分化してみると、「一般建築業」では今期DI値が0.0とマイナス領域から脱し、前回△16.7に比べ16.7ポイント、前年同期△58.3と比べると58.3ポイントと大幅に改善した。「水道工事業」では今期DI値△25.0と前年同期△16.7に比べ8.3ポイント悪化し、前回△25.0と同水準となっている。「土木工事業」では今期DI値△40.0と前回△46.7に比べ6.7ポイント、前年同期△46.2にべても6.2ポイントそれぞれ改善している。「建設関連業」では今期DI値8.4と前回△0.1に比べ8.5ポイント改善しプラス領域に転じたものの、前年同期16.7に比べると8.3ポイントの悪化となっている。


業種
来期の見通しについて
景況天気図
(今期→来期)
製造業
 製造業全体で、「良い」「やや良い」とする企業は6.8%と前回17.2%から 10.4%減少し、「やや悪い」「悪い」とする企業は52.3%と前回34.5%に 比べ17.8%増加した。「変わらない」とする企業は36.4%と前回39.7% に比べ3.3%減少し、その結果、来期の見通しDI値は△45.5と前回調査 △17.3に比べ28.2ポイント、前年同期△10.0と比べると35.5ポイントと 大幅に悪化し、今期の現状DI値△34.1と比較しても11.4ポイント下回って おり、来期の見通しに対しては、業況が悪化するという厳しい見方が強まって いる。
  細分化してみると、「食品製造業」では「増加」「やや増加」とした企業は23.1% と前回25.0%から1.9%減少し、「やや減少」「減少」と回答した企業が46.2% と前回25.0%から21.2%増加した結果、DI値は△23.1と前回0.0から23.1 ポイント、前年同期50.0と比べると73.1ポイントといずれも大幅に悪化している。
  また「その他製造業」でも「増加」「やや増加」と回答した企業は無く、前回 15.2%から15.2%減少し、「やや減少」「減少」とした企業が54.9%と前回 37.0%に比べ17.9%増加した結果、DI値は△54.9と前回△21.8に比べ 33.1ポイント、前年同期△25.0と比べても29.9ポイントと大幅な悪化となって いる。


卸売業
 卸売業の今後の見通しDI値は△33.3と前回△37.0に比べ3.7ポイント、前 年同期△52.0と比べると18.7ポイント改善した。しかしながら、今期の現状DI 値△14.8と比較すると18.5ポイント下回る結果となっており、先行きに対して は、今期の現状よりもやや悪化するという見通しとなっている。「良い」「やや良い」 とする企業は18.5%と前回14.8%に比べ3.7%、前年同期16.0%に比べて も2.5%増加し、「やや悪い」「悪い」とする企業は51.8%と前年同期68.0%と 比べ16.2%減少し、前回51.8%と同じ割合となった。また、「変わらない」とする 企業は18.6%と前回29.7%に比べ11.1%減少したが、前年同期16.0%に 比べると2.6%増加した。


小売業
 DI値は△46.9と小売業現状DI値△56.3を9.4ポイント上回ったものの、 前回調査DI値△43.7に比べ3.2ポイント、前年同期△28.6と比べると 18.3ポイント悪化しており、来期の見通しに対してはやや厳しい見方となった。
「良い」「やや良い」とする企業は9.4%と前年同期11.4%から2.0%減少し、 前回9.4%と同じ割合となった。「やや悪い」「悪い」とする企業は56.3%と前 回53.1%に比べ3.2%、前年同期40.0%に比べると16.3%増加している。
また、「変わらない」とする企業は21.8%と前年同期37.2%に比べ15.4% 減少し、前回21.9%とほぼ同じ割合となった。
  細分化してみると、「食品小売業」のDI値は△90.0と前回△75.0に比べ 15.0ポイント、前年同期△66.7と比較すると23.3ポイントの悪化となって いる。「衣料品小売業」のDI値は0.0と前回△44.4に比べ44.4ポイント、前 年同期△50.0と比べると50.0ポイントと大幅に改善している。また、「その他 の小売業」のDI値は△42.9と前回△26.7に比べ16.2ポイント、前年同期 △0.1に比べると42.8ポイント悪化している。


サービス業
 サービス業全体でDI値は△57.9と今期の現状DI値△60.5との比較では 2.6ポイント上回ったものの、前回調査DI値△52.2と比べると5.7ポイント、前年同期△55.2と比較しても2.7ポイント悪化しており、来期の見通しに対 しては明るい見方とはなっていない。「良い」「やや良い」とした企業は2.6% と前回4.3%に比べ1.7%減少し、前年同期2.6%と同じ割合となった。
「やや悪い」「悪い」とする企業は60.5%と前回56.5%に比べ4.0%、前年 同期57.8%に比べても2.7%それぞれ増加した。また、「変わらない」とした 企業は15.8%と前回26.2%に比べ10.4%、前年同期29.1%に比べる と13.3%減少している。
  細分化してみると、「飲食業」のDI値が△50.0と前回調査時の△14.3に 比べ35.7ポイント、前年同期△37.5に比べても12.5ポイントそれぞれ悪化 している。「理容業」においてはDI値△57.2と前回△71.4に比べ14.2ポイ ント改善したものの、前年同期の△50.0に比べると7.2ポイントの悪化となっ ている。また、「美容業」においてはDI値△60.0と前回△50.0に比べ10.0 ポイント、前年同期△55.5と比較しても4.5ポイントそれぞれ悪化している。
「その他のサービス業」はDI値△62.5と前年同期△85.7に比べ23.2ポイ ントと大幅に改善したものの、前回△53.9と比べると8.6ポイントの悪化と なっている。


建設業
建設業全体で「良い」「やや良い」と見る企業は19.1%と前回17.0%に比べ 2.1%増加したものの、前年同期20.4%と比べると1.3%減少している。
「やや悪い」「悪い」と見る企業は44.7%と前回26.4%に比べ18.3%増加し たものの、前年同期47.0%に比べると2.3%の減少となった。その結果、見通 しのDI値は△25.6と前年同期DI値△26.6に比べ1.0ポイント改善したものの、 前回DI値△9.4に比べると16.2ポイント悪化しており、また、今期の建設業全 体の現状DI値△12.8と比較しても12.8ポイント下回っており、来期の見通しに 対して不安視する見方が表れた結果となっている。
  細分化してみると、「一般建築業」のDI値は△15.4と前年同期△66.6から 51.2ポイントと大幅な改善が見られたが、プラス領域に転じた前回の25.0と比 較すると40.4ポイントと大幅に悪化している。「水道工事業」ではDI値△24.9と 前年同期△8.4に比べ16.5ポイント悪化し前回△25.0とほぼ同水準となった。
「建設関連業」においてはDI値△8.3と前回△7.1に比べ1.2ポイント悪化し、 前年同期△8.3と同水準となった。「土木工事業」においては、DI値△60.0と 前回△26.6に比べ33.4ポイント、前年同期△23.1に比べると36.9ポイント とそれぞれ大幅な悪化となっている。


好調←→低調
DI≧50
50>DI≧25
25>DI≧0
0>DI≧△25
△25>DI≧△50
△50>DI

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