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平成18年12月期
江別市中小企業景況調査

 当所、中小企業相談所が実施した江別市内の中小企業景況調査が、この度まとまりました。その概要は次の通りです。

<調査対象>
市内中小企業500企業

<調査時点>
平成18年9月〜12月実績と平成19年1月〜4月見通し

<業種別回答状況>

(単位:件、%)
業  種
発送企業数回収企業数回 収 率
製 造 業
100
49
49.0%
卸 売 業
60
26
43.3%
小 売 業
98
31
31.6%
サービス業
120
43
35.8%
建 設 業
122
45
36.9%
500
194
38.8%
D  I  値 : 調査項目についての「良い・増加」とする企業の割合から「悪い・減少」とする企業割合を差し引いた値

<概 況>
1.今期の状況
 「良い」「やや良い」とした企業割合は16.0%と前回16.0%と同じ割合となり、「変わらない」とした企業は25.8%と前回33.0%に比べ7.2%減少した。また、「やや悪い」「悪い」とした企業は58.2%と前回51.0%から7.2%増加し、その結果、今期DI値は△42.2と前回△35.0から7.2ポイント悪化した。また、前年同期と比較すると「良い」「やや良い」とした企業は0.9%増加、「やや悪い」「悪い」とする企業も3.6%増加した結果、前年同期△39.5と比べると2.7ポイント悪化している。
  業種別のDI値は、製造業で△32.7(前回△34.1)、卸売業で△15.4(前回△14.8)、小売業で△61.3(前回△56.3)、サービス業で△79.1(前回△60.5)、建設業で△20.0(前回△12.8)と製造業において前回調査に比べ改善が見られたものの、卸売業・小売業・サービス業・建設業においては前回に比べ業況は悪化している。

今期の状況(全業種平均)

2.来期の見通し
 来期の見通しDI値は、△46.0と前回DI値△41.6に比べ4.4ポイント悪化し、前年同期DI値△45.9とほぼ同水準となった。また、今期の現状DI値△42.2と比較しても3.8ポイント下回っており、来期の業況見込みに対しては、更なる業況悪化を懸念する見方となっている。業種別に見ると、小売業・サービス業において今期の現状DI値をそれぞれ3.3ポイント、18.7ポイント上回り来期の業況改善への期待感が表れたが、一方で、製造業では22.4ポイント、卸売業で15.4ポイント、建設業でも2.3ポイント今期の現状DI値をそれぞれ下回る見方となった。また、前回調査DI値との比較では、卸売業において2.5ポイント、建設業で3.3ポイント改善した以外は、製造業で9.6ポイント、小売業で11.1ポイント、サービス業で2.5ポイントとそれぞれDI値に悪化が見られる。

全業種来期の見通し

 
全業種のDIの推移

業種
現状について
景況天気図
(前期→今期)
製造業
 今期のDI値は△32.7となり、前回△34.1に比べ1.4ポイント増加したものの、前年同期△26.4に比べると6.3ポイント悪化している。
  状況を細分化すると、「食品製造業」のDI値は今期△27.3と前回△7.7から19.6ポイント、前年同期30.0に比べると57.3ポイントと大幅に悪化している。また、「その他製造業」においてはDI値△34.2と前年同期△45.2から11.0ポイント、前回△39.5と比べても5.3ポイントの悪化となっている。


卸売業
 「良い」「やや良い」とした企業は26.9%と前年同期15.4%に比べ11.5%増加したものの、前回29.6%に比べると2.7%減少している。また、「やや悪い」「悪い」とした企業は42.3%と前回44.4%に比べ2.1%、前年同期57.7%に比べると15.4%それぞれ減少している。その結果、今期DI値は△15.4と前年同期△42.3に比べ26.9ポイントと大きく改善し、前回△14.8とほぼ同水準となった。


小売業
 今期のDI値は△61.3と前回△56.3および前年同期△57.1に比べそれぞれ5.0ポイント、4.2ポイント悪化している。
  細分化して見ると、「食品小売業」のDI値は△62.5と前回△90.0、最悪だった前年同期の△100.0に比べそれぞれ27.5ポイント、37.5ポイントとDI値に大幅な改善が見られるものの、回答の内訳を見ると「良い」「やや良い」と回答している企業は無く、「やや悪い」「悪い」との回答が減少し、「変わらない」との回答が増加したことによりDI値が改善したものであり、まだ、業況の改善局面には至っていない。「衣料品小売業」のDI値は△75.0と前回△37.5から37.5ポイントと大幅に悪化し、前年同期△75.0と同水準となっている。「その他小売業」はDI値が△53.4と前回△42.9に比べ10.5ポイント、前年同期△9.1に比べると44.3ポイントと大幅に悪化している。



サービス業
 今期のDI値は△79.1と前回△60.5に比べ18.6ポイント、前年同期△64.5に比べても14.6ポイントそれぞれ悪化している。
  細分化してみると、「飲食業」はDI値が△75.0と前回△50.0に比べ25.0ポイント、前年同期△40.0に比べると35.0ポイントそれぞれ悪化している。「理容業」ではDI値が△85.7と前年同期△91.6から5.9ポイント改善したものの、前回△78.6に比べると7.1ポイントの悪化となった。「美容業」のDI値は△81.9と最悪だった前年同期△100.0から18.1ポイント改善したものの、前回△70.0に比べると11.9ポイント悪化している。「その他サービス業」ではDI値が△70.0と前回△25.0に比べ45.0ポイント、前年同期0.0に比べると70.0ポイントとそれぞれ大幅な悪化となっており、「理容業」「美容業」において前年同期に比べDI値に改善が見られたものの、それ以外ではDI値に悪化が見られ、総じて業況は低迷しており、厳しい状況が続いている。


建設業
 今期のDI値は△20.0と前年同期△25.6に比べ5.6ポイント改善したものの、前回△12.8に比べると7.2ポイントの悪化となっている。
  細分化してみると、「一般建築業」では今期DI値が△0.1と前年同期△20.0に比べ19.9ポイント改善し、前回0.0とほぼ同水準となった。「水道工事業」では今期DI値△42.9と前回・前年同期の△25.0に比べそれぞれ17.9ポイント悪化し、「土木工事業」でも今期DI値△64.2と前回△40.0に比べ24.2ポイント、前年同期△50.1に比べても14.1ポイントそれぞれ悪化している。「建設関連業」では今期DI値30.0と前回8.4に比べ21.6ポイント、前年同期△6.7に比べると36.7ポイントと大幅な改善が見られる。


業種
来期の見通しについて
景況天気図
(今期→来期)
製造業
 製造業全体で、「良い」「やや良い」とする企業は6.1%と前年同期9.4%から3.3%減少し、前回6.8%とほぼ同じ割合となり、「やや悪い」「悪い」とする企業は61.2%と前回52.3%に比べ8.9%、前年同期47.2%と比べると14.0%増加した。「変わらない」とする企業は26.6%と前回36.4%に比べ9.8%、前年同期35.9%と比べても9.3%減少した。その結果、来期の見通しDI値は△55.1と前回△45.5に比べ9.6ポイント、前年同期△37.8と比べると17.3ポイント悪化し、今期の現状DI値△32.7と比較しても22.4ポイント下回っており、来期の見通しに対しては、業況が悪化するという厳しい見方が強まっている。
  細分化してみると、「食品製造業」では「増加」「やや増加」とした企業は18.2%と前回23.1%から4.9%減少し、「やや減少」「減少」と回答した企業が54.5%と前回46.2%から8.3%増加した結果、DI値は△36.3と前回23.1から13.2ポイント、前年同期20.0と比べると16.3ポイントそれぞれ悪化している。
  また「その他製造業」でも「増加」「やや増加」と回答した企業は2.6%と、「増加」「やや増加」と回答した企業がなかった前回に比べ2.6%増加し、「やや減少」「減少」とした企業も63.1%と前回54.9%に比べ8.2%増加した結果、DI値は△60.5と前回△54.9に比べ5.6ポイント、前年同期△41.8と比べると18.7ポイントの悪化となっている。


卸売業
 卸売業の今後の見通しDI値は△30.8と前回△33.3に比べ2.5ポイント、前年同期△42.3と比べると11.5ポイント改善した。しかしながら、今期の現状DI値△15.4と比較すると15.4ポイント下回る結果となっており、先行きに対しては、今期の現状よりもやや悪化するという見通しとなっている。「良い」「やや良い」とする企業は15.4%と前回18.5%に比べ3.1%減少したが、前年同期7.7%に比べると7.7%増加し、「やや悪い」「悪い」とする企業は46.2%と前回51.8%から5.6%、前年同期50.0%と比べても3.8%減少した。また、「変わらない」とする企業は30.7%と前回18.6%に比べ12.1%減少し、前年同期30.8%とほぼ同じ割合となった。


小売業
 DI値は△58.0と小売業現状DI値△61.3を3.3ポイント上回ったものの、前回調査△46.9に比べ11.1ポイント、前年同期△57.2に比べても0.8ポイント悪化しており、来期の見通しに対しては現状から若干の改善を見込んでいるものの、引き続きDI値は低水準で推移しており厳しい見方が続いている。「良い」「やや良い」とする企業は9.7%と前年同期7.1%から2.6%増加し、前回9.4%とほぼ同じ割合となった。「やや悪い」「悪い」とする企業は67.7%と前回56.3%に比べ11.4%、前年同期64.3%に比べても3.4%増加している。また、「変わらない」とする企業は16.1%と前回21.8%に比べ5.7%、前年同期21.5%に比べても5.4%それぞれ減少している。
  細分化してみると、「食品小売業」のDI値は△37.5と前回△90.0に比べ
52.5ポイント、前年同期△88.9と比べても51.4ポイントと大幅に改善している。「衣料品小売業」のDI値は△62.5と前回0.0に比べ62.5ポイントと大幅に悪化し、前年同期△62.5と同水準となった。また、「その他の小売業」のDI値は△66.6と前回△42.9に比べ23.7ポイント、前年同期△27.3に比べると39.3ポイントとそれぞれ大幅に悪化している。


サービス業
 サービス業全体でDI値は△60.4と今期の現状DI値△79.1との比較では18.7ポイント上回ったものの、前回調査DI値△57.9、前年同期△54.8と比べるとそれぞれ2.5ポイント、5.6ポイント悪化しており、今期からの業況の改善を見込んではいるものの、DI値は引き続き低迷しており、来期の見通しに対しては停滞感が見受けられる。「良い」「やや良い」とした企業は4.7%と前回2.6%に比べ2.1%、前年同期3.2%に比べても1.5%それぞれ増加している。「やや悪い」「悪い」とする企業も65.1%と前回60.5%に比べ4.6%、前年同期58.0%に比べると7.1%それぞれ増加した。また、「変わらない」とした企業は18.6%と前回15.8%に比べ2.8%増加したものの、前年同期19.4%に比べると0.8%の減少となった。
  細分化してみると、「飲食業」のDI値が△37.5と前回△50.0に比べ12.5ポイント、前年同期△40.0に比べると2.5ポイントそれぞれ改善したが、「良い」「やや良い」と回答した企業は無く、「変わらない」との回答が増加している。「理容業」においてはDI値△57.2と前年同期の△66.7に比べ9.5ポイント改善し、前回△57.2と同水準となっている。また、「美容業」においてはDI値△54.6と前回△60.0に比べ5.4ポイント、前年同期△85.7と比較すると31.1ポイントそれぞれ改善している。「その他のサービス業」はDI値△90.0と前回△62.5に比べ27.5ポイント、前年同期△14.3に比べると75.7ポイントと大幅な悪化となっている。


建設業
建設業全体で「良い」「やや良い」と見る企業は15.5%と前年同期8.5%に比べ7.0%増加したものの、前回19.1%と比べると3.6%減少している。「やや悪い」「悪い」と見る企業は37.8%と前回44.7%に比べ6.9%、前年同期53.1%に比べると15.3%の減少となった。その結果、見通しのDI値は△22.3と前回DI値△25.6に比べ3.3ポイント、前年同期DI値△44.6に比べると22.3ポイントそれぞれ改善しているが、今期の現状DI値△20.0と比較すると2.3ポイント下回っている。
  細分化してみると、「一般建築業」のDI値は7.2とプラス領域に転じ、前回△15.4に比べ22.6ポイント、前年同期△50.0に比べると57.2ポイントと大幅な改善が見られ、また、「建設関連業」でもDI値0.0とマイナス領域を脱し、前回△8.3に比べ8.3ポイント、前年同期△33.3に比べると33.3ポイントそれぞれ改善している。「土木工事業」においてはDI値△64.3と前回△60.0に比べ4.3ポイント、前年同期△57.2と比べると7.1ポイントそれぞれ悪化し、「水道工事業」においてはDI値△28.6と前年同期△37.5に比べ8.9ポイント改善したものの、前回△24.9に比べると3.7ポイントの悪化となっている。


好調←→低調
DI≧50
50>DI≧25
25>DI≧0
0>DI≧△25
△25>DI≧△50
△50>DI

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