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平成17年12月期
江別市中小企業景況調査

 当所、中小企業相談所が実施した江別市内の中小企業景況調査が、この度まとまりました。その概要は次の通りです。

<調査対象>
市内中小企業500企業

<調査時点>
平成17年9月〜12月実績と平成18年1月〜4月見通し

<業種別回答状況>

(単位:件、%)
業  種
発送企業数回収企業数回 収 率
製 造 業
100
53
53.0%
卸 売 業
59
26
44.1%
小 売 業
100
28
28.0%
サービス業
120
31
25.8%
建 設 業
121
47
38.8%
500
185
37.0%
D  I  値 : 調査項目についての「良い・増加」とする企業の割合から「悪い・減少」とする企業割合を差し引いた値

<概 況>
1.今期の状況
 「良い」「やや良い」とした企業割合は15.1%と前回18.8%と比べ3.7%減少した。「変わらない」とした企業は30.3%と前回27.9%に比べ2.4%増加し、「やや悪い」「悪い」とした企業も54.6%と前回53.3% から1.3%増加した。 また、前年同期と比較すると「良い」「やや良い」とした企業は0.6%増加、「やや悪い」 「悪い」とする企業は3.4%減少している。その結果今期DI値は△39.5と前回△34.5から5.0ポイント悪化 しているものの、前年同期△43.5と比べると4.0ポイント改善している。
業種別のDI値は、製造業で△26.4(前回△18.0)、卸売業で△42.3(前回△32.0)、小売業で△57.1 (前回△40.0)、サービス業で△64.5(前回△63.1)、建設業で△25.6(前回△26.5)とサービス業・建設業でほぼ前回同様となった他は、製造業・卸売業・小売業のいずれの業種でも前回に比べ悪化している。

今期の状況(全業種平均)

2.来期の見通し
 来期の見通しDI値は、△45.9と前年同期DI値△48.8に比べ2.9ポイントの改善となったものの、前回DI値 △31.5と比べ14.4ポイント悪化し、また、今期の現状DI値△39.5と比較しても6.4ポイント下回っており、 来期の業況見込みに期待感は表れておらず、厳しい見方となっている。業種別に見ると、サービス業において 今期の現状DI値を9.7ポイント上回り、卸売業・小売業でほぼ同水準となった他は、製造業・建設業のいずれの業種でも今期の現状DI値を11.4ポイント、19.0ポイントそれぞれ下回る見方となった。また、前回調査DI値との比較では、卸売業において9.7ポイント改善したものの、製造業・小売業・建設業においては、それぞれ27.8 ポイント、28.6ポイント、18.0ポイント悪化している。サービス業においては、ほぼ前回と同水準となっている。

全業種来期の見通し

 
全業種のDIの推移

業種
現状について
景況天気図
(前期→今期)
製造業
 今期のDI値は△26.4となり、前回△18.0に比べ8.4ポイント悪化したものの、前年同期△29.1に比べると2.7ポイント改善している。
  状況を細分化すると、「食品製造業」のDI値は今期30.0と前回 20.0から10.0ポイント、前年同期△16.7と比較すると46.7ポイントと大幅に改善している。また、「その他製造業」においてはDI値△39.5と前回△27.5から12.0ポイント悪化し、前年同期△32.5と比較しても7.0ポイントの悪化となっており、同じ製造業の間でも業況に大きな違いが生じている。


卸売業
 「良い」「やや良い」とした企業は15.4%と前回24.0%に比べ8.6%減少し、前年同期21.7%に比べても6.3%減少した。
また、「やや悪い」「悪い」とした企業は57.7%と前回56.0%に比べ1.7%、前年同期56.5%に比べても1.2%増加している。
その結果、今期のDI値は△42.3と前回△32.0に比べ10.3ポイント、前年同期△34.8に比べると7.5ポイントそれぞれ悪化している。


小売業
 今期のDI値は△57.1と前回△40.0および前年同期△44.5に比べそれぞれ17.1ポイント、12.6ポイント悪化している。
  細分化して見ると、「食品小売業」のDI値は前回調査に引き続き最悪の△100.0となり、前年同期△66.7と比較しても33.3ポイントと大幅な悪化となっている。「衣料品小売業」のDI値は△75.0と前回△37.5から37.5ポイント、前年同期△12.5に比べると62.5ポイントと大幅に悪化している。「その他小売業」はDI値が△9.1と前回△11.1に比べ2.0ポイント、前年同期△47.4に
比べると38.3ポイントそれぞれ改善している。


サービス業
 今期のDI値は△64.5と前回△63.1に比べ1.4ポイント悪化したが、前年同期△76.1に比べると11.6ポイントの改善となった。
  細分化してみると、「飲食業」はDI値が△40.0と前回△62.5に比べ22.5ポイント、前年同期△50.0と比べても10.0ポイントそれぞれ改善している。「理容業」ではDI値が△91.6と前回△71.5から20.1ポイント悪化し、前年同期△91.7とほぼ同水準となっている。「美容業」のDI値は△100.0と前回△33.3に比べ66.7ポイント、前年同期△75.0に比べても25.0ポイント悪化しており、厳しい状況となっている。「その他サービス業」ではDI値が0.0と前回△85.7に比べ85.7ポイント、前年同期△78.6に比べても78.6ポイントと大幅な改善となっている。


建設業
 今期のDI値は△25.6と前回△26.5に比べ0.9ポイント、前年同期△35.3に比べると9.7ポイントそれぞれ改善している。
  細分化してみると、「一般建築業」ではDI値△20.0と前回△58.3に比べ38.3ポイントと大幅に改善し、前年同期△20.0と同水準となっている。「水道工事業」では△25.0と前回△16.7に比べ8.3ポイント悪化したものの、前年同期△40.0に比べると15.0ポイント改善している。「土木工事業」では△50.1と前回△46.2に比べ3.9ポイント悪化したものの、前年同期△55.5に比べると5.4ポイント改善している。「建設関連業」では△6.7と前回16.7に比べ23.4ポイントと大幅に悪化したものの、前年同期△15.4に比べると8.7ポイント改善している。


業種
来期の見通しについて
景況天気図
(今期→来期)
製造業
 製造業全体で、「良い」「やや良い」とする企業は9.4%と前回22.0%から12.6%減少し、「やや悪い」「悪い」とする企業は47.2%と前回32.0%に比べ15.2%増加した。「変わらない」とする企業は35.9%と前回40.0%に比べ4.1%減少し、その結果、来期の見通しDI値は△37.8と前回△10.0から27.8
ポイントと大幅に悪化し、今期の現状DI値△26.4と比較しても11.4ポイント下回っている。前年同期△41.8に比べると4.0ポイントの改善が見られるが、来期の見通しに対しては、今期より悪化するという厳しい見方となっている。
  細分化してみると、「食品製造業」では「増加」「やや増加」とした企業は20.0%と前回50.0%から30.0%減少し、「やや減少」「減少」と回答した企業は40.0%と前回0.0から40.0%と大幅に増加したことから、DI値は△20.0と前回50.0から70.0ポイントと大幅に悪化している。
  また、「その他製造業」でも「増加」「やや増加」とした企業が7.0%と前回15.0に比べ8.0%減少し、「やや減少」「減少」とした企業が48.8%と前回40.0%に比べ8.8%増加した結果、DI値は△41.8と前回△25.0に比べ16.8ポイント悪化した。
しかし、前年同期△48.9に比べると7.1ポイントの改善となっている。


卸売業
 卸売業の今後の見通しDI値は△42.3と前回△52.0に比べ9.7ポイント、前年同期△47.8と比べると5.5ポイントそれぞれ改善し、今期の現状DI値△42.3と同水準となっており、先行きに対しては、若干の改善は見られるものの、低調で推移している。
「良い」「やや良い」とする企業は7.7%と前回16.0%に比べ8.3%、前年同期13.0%に比べると5.3%減少し、「やや悪い」「悪い」とする企業は50.0%と前回68.0%に比べ18.0%、前年同期60.8%と比べても10.8%減少した。
また、「変わらない」とする企業は30.8%と前回16.0%から14.8%、前年同期21.9%に比べても8.9%増加した。


小売業
 DI値は△57.2と前回△28.6に比べ28.6ポイント、前年同期△50.0と比べても7.2ポイント悪化し、小売業現状DI値△57.1とほぼ同水準となり、来期の見通しに対しては停滞感が表れた結果となった。「良い」「やや良い」とする企業は7.1%と前回11.4%から4.3%、前年同期11.1%からは4.0%減少している。「やや悪い」「悪い」とする企業は64.3%と前回40.0%に比べ24.3%、前年
同期61.1%に比べても3.2%増加している。また、「変わらない」とする企業は21.5%と前回37.2%に比べ15.7%、前年同期25.0%に比べても3.5%減少している。
  細分化してみると、「食品小売業」のDI値は△88.9と前回・前年同期△66.7に比べ22.2ポイント悪化している。「衣料品小売業」のDI値は△62.5と前回△50.0に比べ12.5ポイント悪化し、前年同期△62.5と同水準となっている。また、「その他の小売業」のDI値は△27.3と前回△0.1に比べ27.2ポイント悪化したものの、前年同期△36.8と比べると9.5ポイントの改善となっている。


サービス業
 サービス業全体でDI値は△54.8と前回△55.2とほぼ同水準となり、前年同期△69.0に比べると14.2ポイント改善し、また、今期の現状DI値△64.5を9.7ポイント上回った。「良い」「やや良い」とした企業は3.2%と前回2.6%、前年同期2.4%に比べそれぞれ0.6%、0.8%増加した。「やや悪い」「悪い」とする企業は58.0%と前年同期71.4%に比べ13.4%減少し、前回57.8%とほぼ同じ割合となった。また「変わらない」とした企業は19.4%と前回29.1%に比べ9.7%減少したが、前年同期9.5%に比べると9.9%増加した。
  細分化してみると、「飲食業」のDI値が△40.0と前回△37.5に比べ2.5ポイント悪化したが、前年同期△50.0に比べると10.0ポイント改善している。「理容業」においてはDI値△66.7と前回・前年同期の△50.0に比べそれぞれ16.7ポイント悪化している。また、「美容業」はDI値△85.7と前回△55.5に比べ30.2ポイント悪化したが、前年同期△87.5に比べると1.8ポイント改善している。
「その他のサービス業」はDI値△14.3と前回△85.7に比べ71.4ポイント、前年同期△85.8に比べ71.5ポイントとそれぞれ大幅な改善となっている。


建設業
建設業全体で「良い」「やや良い」と見る企業は8.5%と前回20.4%に比べ11.9%、前年同期11.8%と比べても3.3%減少している。
「やや悪い」「悪い」と見る企業は53.1%と前回47.0%に比べ6.1%、前年同期51.0%に比べ2.1%それぞれ増加した。その結果、見通しのDI値は△44.6と前回DI値△26.6から18.0ポイント、前年同期DI値△39.2に比べても5.4ポイント悪化し、また、今期の建設業全体の現状DI値△25.6と比較しても19.0ポイント下回っており、来期の見通しに対しては、厳しい見方が強まっている。
  細分化してみると、「一般建築業」のDI値は△50.0と前回の△66.6から16.6ポイント改善したものの、前年同期0.0と比較すると50.0ポイントと大幅に悪化している。「水道工事業」においてはDI値△37.5と前回△8.4に比べ29.1ポイントと大幅に悪化しているが、前年同期△60.0に比べると22.5ポイントの改善となっている。「建設関連業」においてはDI値△33.3と前回△8.3に比べ25.0ポイント悪化したが、前年同期△38.5に比べると5.2ポイント改善している。「土木工事業」においては、DI値△57.2と前回△23.1に比べ34.1ポイントと大幅に悪化しており、前年同期△49.9に比べても7.3ポイントの悪化と
なっている。


好調←→低調
DI≧50
50>DI≧25
25>DI≧0
0>DI≧△25
△25>DI≧△50
△50>DI

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