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平成16年8月期
江別市中小企業景況調査

 当所、中小企業相談所が実施した江別市内の中小企業景況調査が、この度まとまりました。その概要は次の通りです。

<調査対象>
市内中小企業500企業

<調査時点>
平成16年5月〜8月実績と平成16年9月〜12月見通し
<業種別回答状況>

(単位:件、%)
業  種
発送企業数回収企業数回 収 率
製 造 業
100
44
44.0%
卸 売 業
60
22
36.7%
小 売 業
100
39
39.0%
サービス業
120
43
35.8%
建 設 業
120
50
41.7%
500
198
39.6%
D  I  値 : 調査項目についての「良い・増加」とする企業の割合から「悪い・減少」とする企業割合を差し引いた値

<概 況>
1.今期の状況
 「良い」「やや良い」とした企業割合は14.6%と前回12.2%に比べ2.4%増加した。「変わらない」とした企業は29.3%と前回29.4%とほぼ同水準であり、「やや悪い」「悪い」とした企業は56.1%(前回58.4%)と2.3%減少した。また、前年同期と比較すると「良い」「やや良い」とした企業は1.2%減少、「やや悪い」「悪い」とする企業も6.5%減少し、その結果今期DI値は△41.5と前回△46.2から4.7ポイント改善しており、前年同期と比べても5.3ポイント改善している。
 業種別のDI値は、製造業で△22.7(前回△26.4)、卸売業で△22.7(前回△41.6)、小売業で△48.7(前回△53.1)、サービス業で△62.8(前回△69.5)、建設業で△42.0(前回△48.1)と全ての業種で前回に比べ改善している。

今期の状況(全業種平均)

 

全業種のDIの推移

2.来期の見通し
 来期の見通しDI値は、△42.9と今期の現状DI値△41.5を1.4ポイント下回った。前回DI値△28.4に比べても14.5ポイントの悪化となっており、前年同期DI値△41.0との比較も1.9ポイント悪化しており、今後の見通しに期待感は見られず、停滞感が伺える。業種別に見ると、製造業、小売業、建設業においてわずかに今期の現状DI値を上回ったものの、卸売業では今期の現状DI値を大幅に下回った。

全業種来期の見通し

業種
現状について
景況天気図
(前期→今期)
製造業
今期のDI値は△22.7となり前回△26.4を3.7ポイント、前年同期△27.0を4.3ポイント上回っているが、「変わらない」とする企業の割合が全体の31.7%と前回同様の水準となっており、業況に改善は見られるものの、停滞感が表れている。
 状況を細分化すると、「食品製造業」のDI値が今期△25.0(前回△25.0)と前回同様となっており、「その他製造業」のDI値は今期△21.9と前回△26.8から4.9ポイントの改善となっている。


卸売業
 今期のDI値は△22.7と前回△41.6に比べ18.9ポイント改善し、前年同期△45.8を23.1ポイント上回り大幅に改善している。
 「良い」「やや良い」とした企業は13.6%と前回16.7%に比べ3.1%、前年同期16.7%に比べ3.1%とそれぞれ減少したが、「やや悪い」「悪い」とした企業が36.3%と前回58.3%に比べ22.0%減少し、前年同期62.5%に比べても26.2%の減少となり大幅な改善となっている。


小売業
 DI値は△48.7と前回△53.1および前年同期△64.1に比べそれぞれ4.4ポイント、15.4ポイント改善している。
 細分化して見ると、「食品小売業」のDI値は△100.0と全ての企業が「やや悪い」「悪い」回答しており、前回△75.0から25.0ポイント悪化し、前年同期△87.5に比べても12.5ポイント悪化している。「衣料品小売業」のDI値は△22.2と、前回△57.2、前年同期△60.0に比べそれぞれ35.0ポイント、37.8ポイント改善した。「その他小売業」はDI値が△35.0と前回△41.2、前年同期△57.1に比べそれぞれ6.2ポイント、22.1ポイント改善した。



サービス業
 今期のDI値は△62.8と前回△69.5に比べ6.7ポイント改善し、前年同期△64.3に比べても1.5ポイント改善している。
 細分化して見ると、飲食業のDI値は△50.0と前回△83.4ポイントに比べ33.4ポイント改善し、前年同期△71.4に比べても21.4ポイント改善している。理美容業のDI値は△72.0と前回△80.0、前年同期△79.1に比べ改善している。また、その他のサービス業のDI値は△50.0と前回△40.0、前年同期△27.3に比べ大幅に悪化している。


建設業
 DI値は△42.0と前回△48.1に比べ6.1ポイント改善しているものの、前年同期△33.4に比べると8.6ポイント悪化している。
 細分化して見ると、一般建築業ではDI値△50.0と前回△69.2に比べ19.2ポイント、前年同期△58.3に比べ8.3ポイント改善している。水道土木工事業では△50.0と前回△41.6に比べ8.4ポイント悪化し、前年同期△23.0に比べても27.0ポイント悪化している。
 その内訳を更に細分化してみると、水道工事業では、△10.0と前回△50.0に比べ40.0ポイントと大幅に改善し、前年同期△21.5に比べても11.5ポイント改善しているのに対し、土木工事業では△78.6と前回△35.8に比べ42.8ポイント、前年同期△25.0に比べると53.6ポイントとそれぞれ大幅に悪化している。また、建設関連業では△16.6と前回△39.9に比べ23.3ポイント、前年同期△30.0に比べ13.4ポイントそれぞれ改善している。


業種
来期の見通しについて
景況天気図
(今期→来期)
製造業
 製造業全体でのDI値は△18.2と前回△15.1を3.1ポイント下回ったものの、今期現状△22.7に比べマイナス幅が縮小し、前年同期△24.3に比べると6.1ポイント改善している。「良い」「やや良い」とする企業は15.9%と前回17.0%から減少し、「やや悪い」「悪い」とする企業は34.1%と前回32.1%に比べ2.0%増加している。また、「変わらない」とする企業は、45.5%と前回35.8%に比べ9.7%の増加となり、今後の見通しに対しては景況の停滞感を伺わせる結果となっている。
 細分化してみると、食品製造業では「増加」「やや増加」とした企業は33.3%と前回16.7%から16.6%増加し、「変わらない」とした企業が33.3%と前回66.6%から半減した反面、「やや減少」「減少」とした企業も25.0%と前回16.7%から8.3%増加した結果、DI値は8.3と前回0.0から8.3ポイント、前年同期△42.9に比べると51.2ポイントと大幅な改善となったが、「良い」「やや良い」と見込む企業と「やや悪い」「悪い」と見込む企業との二極化が進んでいることが伺える。また、その他製造業では「増加」「やや増加」とした企業が9.4%と前回17.0%に比べ7.6%減少、「やや減少」「減少」とした企業は37.6%と前回36.6%に比べ1.0%増加し、「変わらない」とした企業は49.9%となっており、業況の停滞感が伺える。その結果、DI値は△28.2と前回△19.6に比べ8.6ポイント、前年同期△20.0に比べ8.2ポイントとそれぞれ悪化している。



卸売業
 卸売業全体でのDI値は△50.0と前回△33.4を16.6ポイント下回り、前年同期△25.0に比べても25.0ポイントの悪化となった。今期現状DI値△22.7と比べても27.3ポイント下回っており、先行きに対しては、厳しい見方が強まっている。「良い」「やや良い」とする企業は13.6%と前回12.5%から1.1%増加し、「変わらない」とする企業は13.7%と前回33.3%と比べ19.6%減少した反面、「やや悪い」「悪い」とする企業が63.6%と前回45.9%から17.7%と大幅に増加し、厳しい見方となっている。


小売業
 DI値は△43.6と前回△34.5に比べ9.1ポイントの悪化となったが、前年同期△61.4と比べると17.8ポイント改善している。また、小売業現状DI値△48.7と比較しても5.1ポイント改善している。「良い」「やや良い」とする企業が12.8%と前回の3.1%から9.7%、前年同期の5.2%から7.6%それぞれ増加し、「やや悪い」「悪い」とする企業は56.4%と前年同期66.6%に比べると10.2%の減少となったものの、前回の37.6%からは18.8%増加となっている。また、「変わらない」とする企業は23.1%と前回の40.5%に比べ17.4%減少したものの、前年同期17.9%に比べると5.2%の増加となっている。


サービス業
 サービス業全体でDI値は△67.4と今期の現状DI値△62.8に比べ悪化しており、また、前回△44.5、前年同期△47.7に比べても悪化となっており、厳しい見方となっている。「良い」「やや良い」とした企業が2.3%と前回8.3%、前年同期9.5%から減少しており、「変わらない」とした企業も21.0%と前回27.8%に比べ6.8%、前年同期26.2%に比べても5.2%減少している。「やや悪い」「悪い」とする企業は69.7%と前回52.8%、前年同期57.2%に比べそれぞれ16.9%、12.5%増加しており、今後の見通しに対しては非常に厳しい見方となっている。


建設業
 建設業全体では「良い」「やや良い」と見る企業は10.0%と前回17.3%に比べ7.3%減少し、「やや悪い」「悪い」と見る企業が50.0%と前回42.3%に比べ7.7%増加した結果、見通しのDI値は△40.0と今期の建設業全体の現状DI値△42.0に比べやや改善したものとなったが、前回△25.0に比べると15.0ポイント悪化しており、前年同期△39.6並みとなって、厳しい見方は変わっていない。
 細分化してみると、一般建築業のDI値は△7.1と前回0.0から後退したのをはじめ、建設関連業においてもDI値△41.7と前回△20.0に比べ21.7ポイントの悪化、土木工事業でもDI値△78.5と前回△50.0に比べ28.5ポイントの悪化となっている。なお、水道工事業においてはDI値△30.0と前回△30.0と同水準となっている。


好調←→低調
DI≧50
50>DI≧25
25>DI≧0
0>DI≧△25
△25>DI≧△50
△50>DI

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