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平成12年12月期
江別市中小企業景況調査

 当所、中小企業相談所が実施した江別市内の中小企業景況調査が、この度まとまりました。その概要は次の通りです。

<調査対象>
市内中小企業1,200企業

<調査時点>
平成12年9月〜12月実績と平成13年1月〜4月見通し

<業種別回答状況>

(単位:件、%)
製造業
卸売業
小売業
サービス業
建設業
発送企業数
123
48
343
344
342
1,200
回収企業数
45
14
73
76
88
296
回 収 率
36.6%
29.2%
21.3%
22.1%
25.7%
24.7%

D  I  値 : 調査項目についての「良い、増加」したとする企業割合から「悪い、減少」したとする企業割合を差し引いた値を示す。

<概 況>
1.今期の状況
 全業種平均で「良い」「やや良い」とした企業割合は12.5%と前回調査16.6%に比べ4.1%減少した。また、「変わらない」とした企業は27.4%(前回調査28.8%)と1.4%減少し、「やや悪い」「悪い」とした企業は60.1%(前回調査54.6%)と5.5%増加した。前年12月調査時点と比較すると「良い」「やや良い」とした企業は2.3%増加し、「やや悪い」「悪い」とする企業も1.1%増加し、その結果DI値は△47.6と前年12月を1.2ポイント上回ったが、前回調査△38.0に比べて9.6ポイント悪化している。業種別のDI値では製造業で△28.9(前回△20.5)、卸売業で△50.0(前回△42.1)、小売業で△65.8(前回△58.7)、サービス業で△68.4(前回△48.6)、建設業で△23.8(前回△21.7)と全ての業種に於いて前回に比べに悪化している。

今期の状況(全業種平均)

  

全業種のDIの推移

2.来期の見通し
 全業種平均の見通しDI値は、△52.7と今期の現状DI値△47.6に比べ、やや厳しい見方となっており、前回調査に比べても13.3ポイント悪化している。これは、今期の現状が厳しかった小売業、サービス業が今期現状比較で改善しているのを除き、全ての業種に共通してみられる。先行き不透明感は前回調査よりはやや減少しているが、厳しい見通し判断は変わらない。

業種
現状について
景況天気図
(前期→今期)
製造業
 今期のDI値は△28.9となり前年12月DI値△40.4を上回ったが、前回DI値△20.5に比べ8.4ポイント悪化している。
 状況を細分化すると、「食品製造業」のDI値が前回の0.0から今期△18.2と18.2ポイントの悪化となり、「その他製造業」もDI値が前回の△28.6から今期△32.3と3.7ポイントの悪化となった。


卸売業
 今期のDI値は△50.0と前年12月の△37.5、前回の△42.1を下回って悪化している。
 「良い」「やや良い」とした企業は全く無く前回に比べ15.8ポイント減少し、「やや悪い」「悪い」とした企業が前回57.9%に比べ、50.0%と7.9ポイント減少したが、業況が悪化している。


小売業
DI値は△65.8と前年12月の△62.2、前回の△58.7を下回って悪化している。
 細分化して見ると、「食品小売業」のDI値は△76.0と、前回DI値△71.4からさらに悪化したが、「衣料品小売業」においてDI値は△50.0と、前回DI値△50.0並に推移した。「その他小売業」においてはDI値が△63.2と、前年12月DI値△65.0を上回ったものの、前回DI値△51.6に比べ悪化している。


サービス業
今期のDI値は△68.4と前回DI値△48.6に比べ19.8ポイント悪化し、前年12月の△61.9に比べても6.5ポイント悪化して依然として厳しい状況が続いている。
 細分化して見ると、飲食業のDI値は△77.3と前年12月の△66.7に比べ10.6ポイント悪化し、理美容業のDI値も△85.6と前年12月の△89.3に比べ3.7ポイント改善したものの前回の△73.7に比べ11.9ポイント悪化している。また、その他のサービス業のDI値も△42.3と前年12月の△37.8に比べ悪化している。


建設業
 DI値は△23.8と前年12月の△33.6に比べ9.8ポイント改善したが、前回の△21.7に比べ2.1ポイント悪化した。
 細分化して見ると、水道土木建設業で△54.2と前回の△36.0に比べ悪化している。水道工事業は前回9.1と改善していたが今回は△57.2と大きく後退している。土木工事業は△53.0と前回の△71.5を大きく上回って改善している。一般建設業ではDI値△19.1と前回の△19.0並となっている。建設関連業では△9.3と前回の△13.5に比べ4.2ポイント改善している。


業種
来期の見通しについて
景況天気図
(今期→来期)
製造業
 製造業全体でのDI値は△42.2とマイナス幅が大幅に拡大、今期現状DI値△28.9に比べてもマイナス幅が大幅に拡大して、前年12月を上回ったものの、前回DI値△33.3に比べて大きく後退している。「良い」「やや良い」とする企業も8.9%と前回を下回っており、来期見通しは厳しさが増すものと見ている。


卸売業
 今期現状において△50.0と悪化を示したDI値は、来期見通しでは△64.3と一段と厳しい見方となっている。「良い」「やや良い」とする企業が全く無く前回に比べ10.5%減少し、「変わらない」とする企業が21.4%と前回36.9%に比べ15.5%減少、「悪い」「やや悪い」とする企業が64.3%と前回に比べ22.2%増加して、先行きに対する見方は厳しいものとなっている。


小売業
 DI値は△54.7と前回DI値△46.5に比べ8.2ポイント悪化し前年12月の△54.9並となっている。小売業現状DI値△65.8と比較して11.1ポイントの改善があるが、他の業種に比べサービス業と共に先行き厳しい見方が強い。「悪い」「やや悪い」「わからない」とする企業が72.5%と前回調査に比べ10.5%増加していて、先行きに対する不透明感には未だ大きな変化は見られない。


サービス業
 サービス業全体でDI値は△63.2と今期サービス業全体の現状△68.4よりマイナス幅が縮小している。しかし、「良い」「やや良い」とした企業は2.6%と前回の6.9%から減少し、「悪い」「やや悪い」「わからない」とする企業は65.8%を占め、前回の51.4%に比べ増加しており引き続き厳しい状況が続く見通しとなっている。


建設業
 建設業全体では「良い」「やや良い」と見る企業は4.5%と前回の10.8%に比べ減少している。一方、「やや悪い」「悪い」と見る企業は50.0%と前回の45.8%に比べ増加し、今期の建設業全体の現状の45.4%以上に厳しい見方となってDI値は△45.5と今期現状の△23.8と比較して21.7ポイント悪化している。細分化してみると、水道土木建設業ではDI値△62.5と前回△52.0に比べ悪化し、建設関連業においてもDI値△34.9と前回△18.9に比べ悪化、さらに、一般建設業のDI値も△47.6と前回△42.8に比べ悪化した。この結果、見通しは全体として前回より厳しい見方となっている。


好調←→低調
DI≧50
50>DI≧25
25>DI≧0
0>DI≧△25
△25>DI≧△50
△50>DI

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